農業自然の番人アグリネイチャースチュワード養成ビジネススクール アグリネイチャースチュワード協会

事業内容

[1]人間と自然・生物多様性保全のための「自然共生農業の普及」

農業者は、科学的知識をベースに、自然との共生を図る「自然共生農業」に取り組み、その活動によって高い自然価値を含んだ農産物とともに、農環境サービス財を供給する新しいビジネスを開発することになります。

●生き物の多様性を損なわない農業を自覚的に行うこと、

●そうして生まれた農産物に高い価値を見出し、体験学習や観光などの環境サービスを享受できる豊かな社会を創ること、が求められます。  

当協会は、人間と自然・生物多様性保全のための自然共生農業の普及を進めます。

[2]農産物の持つ高い自然価値と環境サービス機能を評価する 「生物指標の開発・普及」  

生物指標は、大気や水などのような無機的要素の環境指標に対して、有機的な(生物的な)環境指標と定義されています。この生物指標による指標評価は、生物に現れた影響を直接視認できるという長所がある一方、現れた影響が定量的に把握しにくいという短所もあります。しかし、生物指標は得られる情報量が非常に多いうえに、生命という未知の可能性を秘めた対象を扱うことから、さまざまな点で魅力ある手法といえるでしょう。

この生物指標を用いた農業自然の評価とは、農場周辺に見られる生物の種類や数などの情報を、農業自然の達成レベルという価値評価軸に読みかえることです。たとえば、ドジョウが群れ、カエルが鳴き、アカトンボが舞うような豊かな自然のある田んぼからは、美味しくてしかも安全なお米の収穫が期待されます。このような農場周辺に棲む生物を調べてみることで、農業自然の達成レベルを明らかにすることができるのです。

農業自然が目指すのは、高い生物多様性が担保された農村環境と食の安全が保証された農産物を育て消費者に提供することにあります。目標とする時代は昭和30年代、農薬などの化学物質がほとんど使用されなかった豊かな農村生態系の復元が、それらを必ず実現してくれるものと信じています。

私たちは、このような理念のもとに、生物の実態調査とそのデータにより生物指標と価値評価基準の開発を推進してまいります。高い生物多様性と食の安全を目標とする生物指標から、農産物のブランド・チェーンの評価認証を実施します。さらに、これらの理念と手法が、消費者と農業生産者に広く受け入れられ継承されるよう、普及と啓蒙の活動に努めてまいります。

[3]自然共生農業社会を実現する
「アグリネイチャースチュワード、上級アグリネイチャースチュワードを育成するスクール」の企画・運営

スチュワードシップとは、「人間は地上に存在する全ての物の管理を委ねられている。したがって人間は責任をもってこれを管理する責務がある」という考え方です。スチュワードとは、「委ねられたものを無私の心で管理する人」を指します。農業にこの考え方を取り入れたのがアグリネイチャースチュワード(農業自然の番人)です。

アグリネイチャースチュワードは、農業者は農業自然の管理を委ねられています。したがって、農業者は「農業自然の番人」の役割を果たすと自覚したうえで、さらには社会から正当な報酬を得ることもできなくてはなりません。なぜなら、正当な報酬なしでは「農業自然の番人」としての役割を継続することができないからです。「農業自然の番人」としての役割を実践し、正当な報酬を得る。これがアグリネイチャースチュワードです。こうした農業のあり方を学ぶ場はこれまで存在しませんでした。そこで、当協会の事業の一環としてアグリネイチャースチュワードを育成する「アグリネイチャースチュワードビジネススクール」を開催いたします。

また、自然共生農業を発展させ、生物多様性農村社会の実現のために不可欠な多くの消費者・流通業者・行政関係者に賛同を広げ、ネットワークを築くために、「上級アグリネイチャースチュワードスクール」でコーディネーターとしての人材育成を行います。

[4]上記目的を達成するための広報・講演活動

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